特徴
高純度なスズ板を陽極として用いることにより、不純物の少ないスズメッキ皮膜を施し、RoHS規制に対応しております。
スズメッキが多く用いられる圧着端子は、圧着工具によって電線と強固に固定する方法を取るため、メッキ皮膜の柔軟性が必要となります。
その為、安価で柔軟性が高い皮膜を得られるスズメッキは重宝されます。
スズメッキは、一般的に酸性スズメッキ、中性スズメッキ、アルカリ性スズメッキに分類されますが、圧着端子は、複雑形状であり、特に筒内部には、メッキが付き難い為、均一電着性に優れるアルカリ性スズメッキが多く利用されます。
弊社では、丸型圧着端子、角型圧着端子、スリーブ、アース端子、ブレーカー用端子、棒状端子など様々な複雑形状部品のアルカリ性スズメッキを、バレルメッキにより大量生産しております。
多品種端子のメッキ実績により、複雑形状の品物でも対応可能であり、バレルメッキで問題となりやすい変形等について、形状、板厚など設計段階からご相談いただければ、コストダウン設計がスムーズに進みます。